ボイトレコラム

腹式呼吸が出来れば歌は上手くなる!って本当?

「歌を歌うには腹式呼吸が良い」

こんなことを聞いたことがある人は多いと思います。

そうです。
歌を歌う上で、腹式呼吸はとても大切です。

しかし、腹式呼吸さえ出来れば歌が上手くなるわけではありません。

胸式呼吸でうまく歌う人はたくさんいる。

大きく分けて2つの呼吸法がありますが、いずれも呼吸なので、息の量を変えたりコントロールすることはどちらでも可能です。

ですから、思いっきり胸式呼吸で歌っていても、上手い人はたくさんいます。

歌の上手い下手の感じ方は人それぞれですが、ほとんどの人は「フレージング(歌い方)」によって上手いと感じる(感じさせる)ことが多いようです。

「じゃ腹式なんていらないじゃん!」

そう思われるかも知れません。

これまでに、自分や他人の歌に対して、「上手いとは思うけど、何か足りないな」と感じたことってありませんか?
例えばこんなことです。

「声が小さい」
「歌うとすぐのどが痛くなる」
「ロングトーンが苦手」
「高音が思うように出せない」
「声が真っ直ぐ伸びない(段々揺れてくる)」
等々。

実はこれらの症状には、腹式呼吸がとてもキクのです。
腹式呼吸をしっかり身につければ、ある程度は改善できると言う事です。
(まあ、実際はもう少し深い話になるのですが・・・)

腹式呼吸が出来れば歌が上手くなるわけではない。
しかし、腹式呼吸を身につけることで改善出来ることがある。

これが、正しい認識なのです。